牧田善二氏著の「医者が教えるダイエット最強の教科書」に書いてある事を参考に3ヶ月ダイエットしてみた結果、約7キロのダイエットに成功しました!
これまで有酸素運動を中心に何度かダイエットを行ってきましたが、どれも続かず12,3キロ落ちてその後体重の停滞期に入る頃には続かなくなり挫折するを繰り返していました。
しかし、本書を読み進めていくと、有酸素運動ではダイエットには効果がないことを知りました。(ショックを受けました)
そもそもなぜ太るのか?
太る原因は食べ過ぎたから太るのではなく、食べ過ぎたら太るものと、たくさん食べても太らないものがあるそうです。
何を食べると太るのか?
今まで世間で言われてきたことは、カロリーの高いもの、脂っこいものを食べると太ると言われてきていましたが、実際はご飯や麺類、パンはパスタ等、炭水化物で太るそうです。
具体的には、炭水化物はブドウ糖に分解され、それがインスリンの働きでグリコーゲンになり筋肉や肝臓で蓄えられます。しかし、蓄えられる量は僅かで100g〜200g程度。それに溢れてしまったものは脂肪に形を変え、脂肪細胞に取り込まれてしまいます。
いっぽう脂肪はというと、私達の体に37兆個ある細胞の膜として消費されます。又、ホルモンを作るためにも脂肪は必須だそうです。そして、取りすぎた脂肪はそのまま便に出てしまうことが多く、あまり吸収されないそうです。
何をすれば痩せられるのか?
私達の体重が増える原因は炭水化物(糖質)の過剰摂取によるものなので、その原因とされている炭水化物の摂取を減らせば、まずブドウ糖が使われ、足りなくなったら肝臓や筋肉に貯蔵されているグリコーゲンを分解して使用し、それが枯渇したらようやく脂肪細胞の脂肪を脂肪酸に、更にケトン体に分解して使用されます。つまり痩せたければこのように、エネルギーとして脂肪を使わせる状況に持っていく状況にする必要があるというわけです。
最終的に糖質摂取量を1日60g以下にし、それが2ヶ月続いたら糖質に依存しない体になったといえるようです。
つまらないことで糖質を摂ってしまう習慣を改めよう
つまらないことで糖質を摂ってしまう習慣の筆頭が、ちょっと一休みしたいときの缶コーヒー、清涼飲料水、エナジードリンクなどです。例えば、コーラ500mlには57gの砂糖が入っています。ポカリスエット等のスポーツドリンクも同様で、夏場の熱中症対策には水で十分だそうです。
好様な飲料は液体なので胃での消化を必要とせず、小腸で吸収されあっという間に血中にブドウ糖が溢れる状態になります。結果、血糖値が急激に上昇し糖尿病にかかりやすくなるのです。
こうした悪しき習慣を一切辞めるには、水分摂取は水化お茶にしスーパーに行くときは予め買うものを決め、それだけを購入するようにするのが良いみたいです。
どうしたらリバウンドを防げるのか?
糖質に依存した生活を完全に抑えたかの見極めが必要で、それにかかる時間をきちんと把握することが必須であるそうです。2009年のイギリスで行われた研究では、脳が新しい習慣を受け入れるまでに平均66日かかることがわかっています。
問題は意思の強さではないということを自覚し、もっと科学的なアプローチで試していかなければいけません。本書では肥満度合いに応じて3つの段階に分け、糖質制限を行っています。いずれも応用分析という学問の流れに従い、行動を変容させていくことが重要みたいです。
7つのルール
これまで多くの肥満患者を診てきた牧田氏が、必ず結果を出すために意識して実践してもらいたい7つのルールがあります。
1.糖質量を60g/1日
2.3つの最大の敵ジュース・清涼飲料水、お菓子、白いご飯・パン・麺類
3.カロリーの計算は不要
4.野菜から食べる
5.スクワットを食後に10回
6.夕食は糖質カット
7.お酒はOK
以上の7つのルールを守り、糖質を1日60g程度に抑え3ヶ月続けた結果がこれです。
3ヶ月続けた結果
7月の始めに67.6キロあった体重が9月の終わりには60.8キロになりました。日々の変動が100gだったり、停滞期に体重が増えたりと今までのダイエットと変わらない部分もありますが、それでも継続することで約7キロの減量に成功しています。途中サボって夕飯にも糖質を摂取した日もありますが、その日はしょうがないと割り切りまた次の日から糖質摂取60g以下を意識し続けました。
9月の途中で病気(急な腹痛で眠れない夜に)になり、食事を見直さなければいけなかったですが、それでも今までのダイエットに比べればそれなりの結果が出ていると思います。今後も糖質制限ダイエットを継続し最終的に60キロ以下をキープできる習慣を身につけていけたらと思ってます!